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お知らせ

2009

05.14

赤松分収造林地整備-社員ボランティア-

 松寿仙の原料生薬の一つ、アカマツ葉は主に長野県内の国有林(御代田町)から採集しております。また、将来的に純系赤松葉を確保し続けるために、平成6年・平成8年に群馬県みなかみ町(旧・新治村)の国有林に、林野庁と赤松分収造林契約を締結し、赤松林を整備しております。今後とも森林の自然を守り続けると同時に、安心できる純系の赤松葉を確保していく所存です。 以前記事でご紹介させて頂きました通り、森林は下草刈りや枝打ち・間伐といった手入れをせずに放置してしまうと、日光や栄養分が全体に充分行き届かず、健全な森林に成長しません。
 今年は4月25日(土)、カポニー産業(株)・(株)和漢薬研究所両社から希望者を募り、総勢28名参加でボランティア作業を行ってまいりました。あいにくの天候となってしまいましたが、昨年に引き続き、本年度も森林内の枯れ枝打ち・ハチ退治用ワナ交換設置・ゴミ拾いや、老朽化した看板の撤去・周辺の整備等の作業が中心となりました。

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現地で全体打ち合わせの後、各チームに分かれて作業に入りました。

-参加者の感想文- 平成21年4年25日、両社員合同ボランティアに初めて参加させていただきました。今回の任務は、群馬県みなかみ町(旧新治村)の赤松分収造林地の整備でした。明日は晴天なりと心の中で思って眠りについたのですが、天気予報通りの雨模様、それも到着した時の気温は8℃でした。先輩社員とともに目的地の造林地にたどり着き、いざ作業開始となりました。作業内容としては、ハチワナの交換、看板の一時撤去、松のツルきり、ゴミ拾い等を行いました。その中で私は、看板の撤去が中心でした。雨の中の作業でしたので、足元を滑らせてケガをしないよう安全面に注意を払いながら作業を行いました。また、看板を撤去後は、赤松のツル切りを行い、その中で山菜などを見つけることができ、短い時間ではありましたが、大変貴重な体験をすることができました。また、山仕事の大変さに比例して作業後のお弁当とお茶がとてもおいしく感じました。今回のボランティアを通じて、赤松がどのように管理されているかを知り、ますます自然を大切にしようと思いました。今後は、この貴重な体験を活かして作業を行っていきたいと思います。また、次のボランティアも積極的に参加してきたいと思います。

 

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