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工場だより

2022

02.10

和漢薬研究所だより 2022年2月

 弊社発行の健康情報誌「主治医」に掲載されている「和漢薬研究所だより」をお届けします。
今月は、「痛みとかぜのくすり風治散」の記事です。


 カッコン(葛根)、マオウ(麻黄)、ショウキョウ(生姜)をはじめ、7種類の生薬を配合してつくられた自然薬・風治散。中国・後漢末期(西暦200 年頃)に記された古典医学書『傷寒論』に掲載されている葛根湯をエキス化したおくすりです。和漢薬研究所では1975(昭和50)年に販売を開始しました。体に早く吸収されて効果が出るように、溶けやすく服用しやすい顆粒剤にしてあります。
 

 風治散は、ゾクッとする寒気を感じた時や熱があるのに汗をかいていない時、頭痛、くしゃみや鼻水が出る時など、かぜのひきはじめに服用すると、体を温めて発汗を促し免疫を高め、治りを早くします。また、手や背中のこわばりや肩こりなど、筋肉の緊張による痛みをやわらげる効果もあります。筋肉痛のときにもお使いいただけます。

 今年1月から、風治散はセルフメディケーション税制の控除対象医薬品になりました。今後も皆様の健康生活にお役立ていただければ幸いです。